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「もてない」という言葉に何かしらの嫌悪感を僕は抱いてしまう。この言葉は「恋人がほしい」や「人に好かれたい」といった言葉とはまた違う思考をはらんでいる。その2つの言葉の中間、「異性にちやほやされたい」気持ちを言い換えたものだ。異性にちやほやされることで、他のちやほやされていない同性に対して優越感を抱きたい欲望をこの四文字にこめているようにしか、僕には思えない。

この言葉はその内側になかなかどす黒いものを持っている割には比較的軽く扱われている。飲み会での話題の定番だろうし、初対面の人にかけることすらある言葉だ。自分がこの言葉を口にする場合、つまり「自分はモテないんです」という場合は、自分はもっと異性に絶えず憧れられてしかるべき承認欲求の化物だと宣言しているわけだし、逆に、人に対して使う場合、「あなたモテるでしょうね」にはとっかえひっかえできていいわねという嫌味が込められている。

そんな意味で使っているわけではないという人も多いだろうが、実際この意味でなければ、自分に対して言うのなら、より人に好かれるようになりたいだったり、恋人がほしいといった言葉のほうがより適しているんじゃないだろうか。少なくともこれら2つの言葉には向上心が見られる。もてたいという言葉はそれとは違い受け身で、王子様お姫様になって自分を求めてくる人を選んで許可したい甘えた考えだ。そういう考えの人はむしろもてるから一番遠いところにいる。この言葉を使う人達が思うモテる人はそういう考えでない人の方が実現できていることが多いように思える。

人に掛ける言葉としても、人に好かれるでしょうとか素敵な人ですねだったり、恋人がいらっしゃるでしょうで良いと思う。いささか人に対して使うには妙に近い距離へ寄ろうとするような言葉でためらわれるが、そうならそもそもそんな言葉はかけないほうが無難だ。そもそも日本ではなかなか公な場であっても用いられることのあるこの言葉だが、ちょっと不適切にすぎないかと思うのが最終的な感想だ。別に誰が承認欲求の化物だろうとそれはその人の生き方だから良いにしろ、状況によってはもうすこしはばかられても良いんじゃないかしら。あまり曖昧な言葉を使うべきでない時もあるし。

何が言いたいかというと、もてるという言葉を使う人は苦手ってこと。同族嫌悪だね。
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