村上春樹の「アフターダーク」を読んでいて「影のようにひっそりとした陰毛」という箇所にぶつかった。
もちろん、それは女性の陰毛を描写している。
この文節を読んで頭に思い浮かんだ絵を僕は美しいと思った。
アジア人の女性の陰毛は生やしたままでこそ美しい。
だけどそれは整えてなくてもいいという意味じゃないからあしからず。
さすがに、下着の隙間から顔を出すほどのものは雰囲気もへったくれもない。
なんだかちょろりと飛び出た毛に馬鹿にされ、笑われている気がするし。

先に「アジアの女性は」と書いたのは、イギリス・アメリカ・オーストラリアなどの国の人間は多く脇の毛や脚の毛でも剃るように陰毛を失くし、幼児のようにその部分を小便臭くしている。
僕はあまり好きじゃない。
脇の毛や脚の毛を剃ると、その部分はもちろん露出する。
脚の露出は健康性をより顕著に表し、脇は弱々しさを示し、男性の保護本能をくすぐる。
だが陰毛はどうだろう?
そもそも、そこは普段露出しない。
するのは恋人の前だけだ、普通。
恋人の前での幼児性の誇示、それも悪くはないのかもしれないが、僕は欲しくない。

ただ最近思うのは、公共的な浴場のある、もしくはあった国は陰毛をそらない文化があるのではないか、ということだ。
確かめたことはないが、公共の場で、他者に幼児性を、大人としてみせる訳にもならないだろうから……
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