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よくわからない夢を見た

そこは原子力発電所にあるような生きていない
けばけばしい青色をしたプールで
そこは滅菌水で満たされている

その最奥、光が進むのをためらうほど暗く深いところに
一人の少年が縛り付けられている
生命維持装置につながれたゴーグルと酸素マスクで
その表情は隠されている

僕はその少年が光に過敏なのを知っている
光に触れると体が拒否反応を起こして癲癇の発作のように
暴れだすのを

その深い暗闇の中で
水と反応したニュートリノがささやかな光を放つ
僕らにはとても知覚できないようなとても小さな光
その光が彼には有毒で彼は激しくもだえる

音の死んだ深い水のなか
誰にも気づかれずにただ一人少年が苦悶している

夢の中の僕は
彼が光に反応して暴れる周期を
ノートに書き込むのが仕事で
日がな一日ときおりふるえだす少年を眺めていた
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