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 だめだよお母さん石油なんかで薪に火をつけられるもんか。火がぼっと一瞬燃え上がるだけで一向に燃えやしないよ。それに部屋中石油臭くなってしまう。そりゃみんな薪で暖をとれたらって声高にさけんでいるよ。商店街で大安売りのストーブなんて見えていやしないんだ。ねえお母さん僕らはせっかく石油をもっているんだから石油ストーブで暖をとろうよ。僕は薪の爆ぜる音を聞いていると発狂しそうになるんだ。猿が叫ぶんだよ猿が、そう叫んで……そりゃこの家にストーブがないのはわかっているよ、それにお金がなくて薪が余ってることだって。でも僕はとうてい薪で暖をとりながら長い冬を過ごせないよ。冬を越せたとしても僕はきっと酢漬けのベーコンだよ。ねえお母さん僕はストーブを作るよ。石油が爆ぜて死んでしまうかもしれないけれど、僕は発狂したくはないんだよ。ね、春にまた会おう。
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